花粉症の人たち

花粉症には色々種類がありますが日本にしかない花粉であるスギ花粉は日本で多くの花粉症患者が発症しています。世界でみると花粉症に過敏に反応しているのは日本のみといっていいくらいです。そんな花粉症の概要を紹介します。

花粉症と関連してオレンジなどでアレルギー?咳に注意

免疫細胞が花粉と反応する花粉症をもつ人は、連鎖型果物アレルギーを併用している可能性があります。口腔アレルギー症候群というもので始めは一つの果物に反応していたものが、どんどん食べられない果物、野菜が増えていく困った症状です。
とくに果物アレルギーが増加する現在、その要因に花粉症が関わっていることがわかってきました。アレルギーをおこす花粉と同じ構造物質が似ている果物にアレルギーをひきおこします。この構造物質はたんぱく質であることも確認されて、花粉症の人がそれらを口にすると唇、口腔内、食道が腫れ咳が止まらず花粉症の重い人ほど口腔アレルギー症候群になる頻度が高くなります。その症状がより重く喉の腫れ、鼻水、くしゃみ、咳が止まらず顔が腫れてじんましん、呼吸困難など重篤な症状になる場合もあります。
花粉症との関連はスギはトマトなど、ブタクサはバナナ、スイカ、キュウリなどヨモギはりんごなど、イネはメロン、キウイ、オレンジなどです。オレンジは、イネ科のカモガヤの花粉と反応しておこります。オレンジアレルギーは単純にみかんだけでなく、イヨカン、デコポン、ネーブルなどすべての種類のオレンジ身体アレルギー反応がおこります。以前はオレンジの皮の農薬が疑われましたが、無農薬が増えた現在でもアレルギー症候群の数は減少していません。
とくに赤ちゃんにはオレンジアレルギーのおきる可能性が高く、生まれて半年までは飲み物でもオレンジを与えてはいけません。半年を過ぎた頃から加熱したオレンジを少しずつ与えると、大丈夫です。また大人も花粉症の症状が軽くなると果物アレルギーの症状も緩和されますが、加熱処理したジャムなどでうまく取り入れましょう。